昨日は大学の卒業式で、私は打ち上げ幹事だったのですが、急な発熱でダウンして、同期の子にお任せしちゃいました。
ただでさえ人手不足のところ申し訳なかった…
今日は寝込むほどではなかったので読書に徹していたわけですが、一口感想でも。
『包帯クラブ』(天童荒太)
映画を先に観て、気に入ったので原作も読んでみたのですが、映画で一番印象的だった、ビルの屋上に包帯を巻いて「でてこいやあー!」と叫ぶシーンが影も形もなくてびっくりしました。
あのシーンにめちゃくちゃ感動したので、文章ではどうなっているのか気になって、そのために読んだと言っても過言ではないのに、そもそも原作には存在していないシーンだったとは…!
個人的には映画の方が好きですね。先に映画を観たからかもしれませんが、本当に、あの屋上シーンは最近観た映画の中ではベスト3に入る名場面だと思います。
『ヒトクイマジカル』(西尾維新)
面白いなあ。西尾さん、好きですねえ。戯言シリーズ、巻を増す毎に面白くなっていきます。
そして、少なからずショックを受けた巻でした。『クビシメロマンチスト』以来のショックです。
(以下ネタバレ反転)
姫ちゃんがシリーズのどこかで死ぬことは、poo本家の「このキャラが死んで悲しかった」お題で知ってしまっていたのですが、この巻だったとは…
てか、あれは、あの台詞は死亡フラグっすか!?
まさか、このまま死なないでよーと祈りながら読んだのに!
姫ちゃん、そんなに、特別なキャラだったわけでもないのに、この死に様は悲しかった。
てか、このシリーズ、ページめくったら突然登場人物がなんのことわりもなく死体になってること多すぎです!
もう、それはそういうものなのだと腹をくくるしかないのですが…うーん、最終刊『ネコソギ~』では一体何人死んでしまうんだろう…西尾さんと言えば『刀語』も第一話を読みました。
これもなかなか面白そうな導入部。続きが楽しみですv
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