現在研究室に私一人です。まあ、そうですよね、私だって去年はわざわざ12月30日に大学なんて来てません。飽きてきたのでちょっと息抜き中。
明日は大晦日。毎年恒例の「今年読んだ本ベスト10」をやるかどうか(ていうかやれるかどうか)は微妙なところですが、これをしないと一年が終わった気がしないので、やれるように頑張ります。
今年は忙しかったわりに読書量は人生最多数になりました。
集計はまだとってませんが、400冊は越えたかな?
さて、勉強に戻ります。
22:53【追記】やっべえ、源氏物語に萌えた。
「夕霧」巻やばい雲居の雁可愛すぎる!
嫉妬可愛い、いじらしい、「怒ってる姿も可愛らしい」とか夕霧に内心のろけまくられてるとこがもう!
いや、このシーンがあるのは知ってたのですが、うっかりこの場面にさしかかって、読みふけってしまいましたよ。
「私は死んだんです!あなたが鬼、鬼、っていうから鬼になっちゃったんです!」
「浮き名を流してるあんたは私なんかさっさと忘れちゃえばいいでしょ!もう尼になってやるんだから!ほっておいてよ!」
「もう死んじゃえ!私も死ぬからー!見れば憎らしいし、しゃべればかわいげないし!」
「ああ、でもあなたを残して先に死んじゃったら心配だわ…」
とかもう
かっわいいんだよこんちくしょー!※台詞は大分意訳してます。でもニュアンス的にはこんな感じだと思う。
途中まで敬語使ってるのに、夕霧に「言ってることは鬼のようでもお顔が可愛いのでちっとも怖くないですよ。鬼ならもっと威厳を持ってもらわなきゃ」とからかわれてぶちキレた瞬間
「何ごと言ふぞ!」と敬語が落ちるところとかホント可愛いv紫式部は天才だ!
こんなに可愛いのに、抱いてごまかそうとする夕霧は本気でむかつきます。
「ホントにこいつ可愛いなあ」とか内心デレデレのくせに、なだめながら浮気相手のこと考えたりとかしてマジ本気で殺したい(爆)
雲居の雁が実家に帰っちゃった時は「
よくやった!」と拍手喝采!
迎えに来た夕霧に担架切ったシーンでは「
もっと言えもっと言え」と大激励!(笑)
この浮気してからの夕霧は本気で最低なんで、私の中ではなかったことになってるのですが(笑)、この可愛い雲居の雁が見れるのは夕霧が浮気したおかげなんだと思うと、「紫式部グッジョブ!」と思わなくもない(笑)
ああ楽しかった(どんだけ脱線してるんだ)
とりあえず、今日は、平安朝文学における「契る」の用法についての調査を終わらせました。
源氏物語とうつほ物語だけで100例近くあって本気で発狂するかと思いましたが、なんとか論文の裏付けになりそうな結果が見えてほっとしてます。
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