「
本好きさんに50冊の質問」
<中学生編>
これまた悩むところですが、候補としては
『ハウルの動く城』シリーズ(ダイアナ・ウィン・ジョーンズ)
『カラフル』(森絵都)
『月神』シリーズ(たつみや章)
『守り人』シリーズ(上橋菜穂子)
O.R.メリング作品(『妖精王の月』『ドルイドの歌』 etc)
『アリューシャン黙示録』シリーズ(スー・ハリソン)
やっぱりファンタジーが多いですね…
小、中時代は基本的にファンタジーしか読んでなかったみたいです。
で、1冊だけということなので、何を選ぶかといいますと
『
カラフル』(森絵都)
やはりこれを置いて他にないかなと。
他の質問にも当てはまる部分が多い作品なので、とっておこうかとも思ったのですが、中学時代に読めてよかったなと思う作品なので。
初めて自分の小遣いで買った本、という意味でも大事な1冊です。
何度も何度も読み返してる作品なのですが、本当に何度読み返しても泣けるんですよね…
映画版も見ましたが、役者の演技が下手すぎて見てられなかったのと、天使のプラプラが出てこなかったのが納得いかず!
だって、花札天使あってのカラフルでしょ!!
あのラストの一連のやりとりは特に好きです。
話自体はすごくストレートな話だと思います。
それほど大きなどんでん返しはないし。
でも、「こうなんだろうな」という設定の中に心に響く感動がある。そんな作品だなと思う。
そして、多分、大人になってから読んだら、ここまで好きな本にならなかったんじゃないかな、と思う。
表紙に惹かれて読んだ本だったのですが、あの時期、この本をちゃんと手に取る事が出来た自分に拍手をしたい。
そう言えば、この本あたりから、「本に呼ばれる」という経験をするようになりましたね。
皆さんはありませんかね?「何かに”呼ばれた”」そんな気になること。
私はよく本に呼ばれます。
「読んで~」「面白いよ~」と本棚で本が主張しているんです。
呼ばれて読んだ本は7,8割の確率ではずれはないです。
別に怪奇現象とそういう意味じゃなくて、インスピレーション、直感というものなんでしょうね。
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