今年の総読書数は231冊。
約300冊読んだ去年、一昨年と比べれば大分減りましたが、それでも200冊越えか…
今年はあんまり読んでない気がしてたんですけどね。
なんとなく今年もあんまり大当たりがなかった気がします。
見返してみて、感動が蘇る本があまりないというか……
10冊選ぶのも結構大変な感じなんで、今年も順位はつけずに10冊まとめて紹介。(読んだ順)
・風のマジム(原田マハ)
・海に沈んだ町(三崎亜記)
・おーい キソ会長!(柴村仁)
・銀二貫(高田郁)
・県庁おもてなし課(有川浩)
・虚言少年(京極夏彦)
・武士道セブンティーン(誉田哲也)
・ハロワ!(久保寺健彦)
・舟を編む(三浦しをん)
・ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち(三上 延)
上げてみたら結構厳選しないといけない感じだった……
「風のマジム」「県庁~」「ハロワ!」「舟を編む」とお仕事系が4つもランクインいたのは、やはり自分が社会人になったからなんでしょうか。ランク外ですが、他にも「本日は、お日柄もよく」(原田マハ)、「寿フォーエバー」(山本幸久)、「おさがしの本は」(門井慶喜)など、社会人の立場になって読んでみて、すごく感じるものがありました。
「海に沈んだ町」「銀二貫」は、震災があった年に読んだということで、深い感銘を受けました。「海に~」は日々を大切に生きなければならないという気持ちになり、「銀二貫」はこんな世の中だからこそ頑張ろうという気になりました。
コメディからは「キソ会長」と「虚言少年」。特に説明はいりません。楽しめればそれでOK(笑)
お仕事系が豊作だったのと反比例して、今年は青春ものであまりいいのを読めませんでした。そんな中で「武士道セブンティーン」は手放しで面白かった!「シックスティーン」と「エイティーン」も読んだけど、個人的には「セブンティーン」が一番好き。
ミステリからは「ビブリア古書店~」のみ。(キソ会長もミステリにいれてもいいのかな?微妙)
ミステリもいっぱい読んだはずなんですけどね、あんまり印象に残ったのがなかったです。「ビブリア」は空気感がすごく好きでした。続きも出ているようなので、是非とも読みたい。
そんなこんなの2011年、総括でした。
来年も素敵な本に出会えますように。
※年が明けたら、「書簡」の方にあらすじつきの紹介記事を書きます。
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