出ました!辻村深月新刊!(発売されたのは12月だったみたいですが、少なくとも、札幌の書店には並んでなかった!日々市内書店数軒で舐めるように新刊チェックをしている私がうっかりこの本に限って見落としていたor速攻で売り切れて重版待ちになっていた、ということでもない限り、書店に並んだのはつい最近です!何この時間差!!)
『
名前探しの放課後』(上)(下)1冊1470円
本屋で見つけた瞬間、喜びと同時に
「え、単行本?高い!!」
という言葉が脳内を巡ってしまった年中金欠の大学院生です(爆)
衝動買いをしたい衝動を抑えて(笑)買わずに本屋を出ました。
バイト代入ったら即買います。
ところで、うちの研究室の先輩に、大変美人さんな上にお琴や書道といったたしなみがある、
黙っていれば可憐なお嬢様がいます。
その先輩、かなりの少女漫画思考の持ち主で、常にどこかに少女漫画的ロマンスが落ちていないか目を光らせているのですが、今日聞いた彼女の武勇伝(失敗編)を一つ披露。
道を歩いていると、自転車置き場で自転車を連鎖的に倒してしまった男性を発見。
「あ、タイプ」←「手伝ってあげよう」より先に頭に浮かぶのは彼が少女漫画的ヒーローになりうるかどうか。(てかタイプじゃなかったら手伝わない気ですか)
「
あの、お手伝いしますv」←可愛さアピール
少女漫画的この後の理想の展開
「あ、ありがとうございます」
「いえ…困ったときはお互いさまですから(笑顔)」
「お礼にこれ」(砂糖入り缶コーヒーを差し出す)
「え、そんな、いいです」(一度は遠慮する)
「いや、間違えて砂糖入り買っちゃって…貰ってもらえると助かるんだけど」
「あ…そういうことなら」
「ところで、俺は●●学部なんだけど、あなたは?」~~妄想終了~~
実際はどうだったかというと、「あ、ども」と言ってその格好いい男性は去っていってしまったそうです。
それを高校時代の友人に見られていたらしく
「お前、下心ありすぎ!」と笑われたとか。
もう、
せ ん ぱ い ~~~!(泣)ですよ!
本当に、黙っていれば十分向こうからロマンスがやってきそうな人なんですよ。
ロマンス趣味さえ放棄すればすぐにロマンスがやってくること間違いなしなんじゃないだろうか…?
世の中上手く行かないものですね。
ちなみに、なんで突然こんな話になったかというと、別の先輩の従兄弟が先日結婚されたらしいのですが、新郎新婦のなれそめが、
「引っ越し先のアパートが隣で、引っ越しの片づけなどを手伝ってもらっているうちに仲良くなった」
だったらしく
「うわーー!少女漫画ーーー!!●●さん(少女漫画趣味の先輩)、好きそ~~!(笑)」
と大騒ぎになり、研究室は一時、
現実にあった素敵なロマンス体験談の話題で持ちきりになったのです。
話を聞いていると、現実にも結構「ベタななれそめ」ってあるんですね…
それなのに、誰よりも「ベタなロマンス」を待ち望んでる先輩のもとにロマンスがやってこないのは、やはり「計算しすぎ」が原因だろうということで満場一致しました(笑)