妹が昨日受験したのですが、国語の小説が夏目漱石の『彼岸過迄』だったと聞いてびっくりしました。
『彼岸過迄』は大学3年の時とった、漱石の恋愛小説に関する授業レポートで私が扱った作品で、かなり思い入れがあります。
「「恐れる男」と「恐れない女」」という副題をつけて、血のつながらない母と息子の関係が、男の恋愛観に重大な影を落としており、天真爛漫に育った女とは永遠に平行線なのだ…という内容のレポートでした。
センターで使われた部分は、その私が一番関心を持って扱った母と息子の関係においてもかなり重大な役割をもつ場面だったので、レポートを書く際にじっくり読み込んだのですが、解答を見て
「え、そうなの?」
と思う箇所も多少…汗
そもそも国語をマークで採点する事自体がムリがあるとはいえ、ちょっと釈然としない部分がありました。
まあ、そうともとれるけど、こうとっても別にいいじゃん
ということです。
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